新江戸川公園 擬木土橋の復元

復元事例

新江戸川公園 擬木土橋の復元

新江戸川公園 擬木土橋の復元

概要

  • 竣工:平成28年
  • 所在地:文京区目白台1-1
  • アクセス:東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅下車(徒歩15分)

文京区立新江戸川公園は、細川家下屋敷の庭園の跡地をそのまま公園にした池泉回遊式庭園です。
この庭園の改修に伴い、擬木の土橋を復元しました。

新江戸川公園について

「肥後熊本細川侯下御殿の面影を残す、池泉回遊式庭園」
目白台台地の自然景観を活かした池泉回遊式庭園です。この公園周辺は、江戸中期以降は旗本の邸地になり、江戸末期には清水家や一橋家の下屋敷となりました。そして幕末には熊本54万石の細川侯の下屋敷に、明治15年には細川家の本邸となりました。その後は東京都が買収し昭和36年に「新江戸川公園」として開園し、昭和50年に文京区に移管されました。(新江戸川公園hpより引用


地図画像は新江戸川公園hpより引用

池泉回遊式庭園とは

施工中の様子

大きな池を中心として、その周囲の園路を歩きながら、広がりのある池や背後の山並みなど様々な風景の移り変わりを観賞出来るように計画された庭園の様式の一つです。新江戸川公園では、門から入り大泉水への視界が展開されます。そして園路を進むにしたがって、池や背後の山並みの眺めの移り変わりを、また振り返った時、池を借景とした松聲閣の眺めを楽しむことが出来ます。また樹林の中の山道をしばらく登った時、樹間から眺められる大泉水の眺めが印象的です。そして園路にそって池を一周し、最初に見た風景を振り返るように設計されています。(文京区hpより引用