事例紹介 Case study

東京都 武蔵野市 西久保児童公園 ぞうのすべり台

東京都 武蔵野市 西久保児童公園
ぞうのすべり台

設計・製作の事例

既設遊具のシンボル性を継承し
リニューアルした遊具の事例

西久保児童公園は、コンクリート製の立体交差のすべり台があり、設置から約50年と老朽化したため、遊具の更新が行われました。
一代目のすべり台は、その形から地域の方に「ぞうのすべり台」として親しまれてきました。

今回の更新では、その形や大きさ、遊びの機能を継承しながら、二代目として新たに世代を超えて愛されるようにデザインしました。

更新前の様子(一代目滑り台)

更新前の様子(一代目滑り台)

公園の様子1

公園の様子1

公園の様子2

公園の様子2

遊具の更新について

ぞうさん公園

昭和48年頃につくられた抽象性のある立体交差のすべり台は、「ぞうのすべり台」として、地域に永く親しまれてきました。
二代目ぞうさんとして世代を超えてより永く愛されていくように、ぞうの親子が寄り添うデザインにしました。
設置から50年が経過し老朽化した遊具は、現在の安全規準に沿うよう、以下を改良ポイントとして、更新することになりました。

新しい遊具の改良ポイント

  • ① すべり面は遊び機能が低減しないように、既存遊具同様、3面とし、ストレート、カーブ、幅広と異なる滑り方ができる仕様としました。
  • ② 安全規準を満たすため、各すべり台が干渉しない配置としています。
  • ③ 幅広すべり台、もしもし伝声管の追加によって、より遊びに幅を持たせました。

Before

After

本体仕様:高度造形モルタル製、モザイクタイル
寸法:W5,000×D5,640×H2,400

ワークショップの開催

地域の子どもたちを対象に左官作業体験のワークショップを開催。二代目ぞうさんへの親しみを感じるイベントになりました。

設計・製作の事例

Data

東京都 武蔵野市 西久保児童公園 ぞうのすべり台

  • 施主:武蔵野市
  • 完成:令和6年3月
  • 住所:東京都武蔵野市西久保3-13
  • 最寄り駅:JR総武線・中央線「三鷹駅」下車、関東バス三鷹駅北口より「西久保二丁目」下車、徒歩7分

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